2024年12月01日
株式会社エムエスエー
代表取締役社長
当社は1987年創業以来、シルクスクリーン印刷を中心とした多様なプリントテクノロジーを提供してまいりました。これまで培った技術力と品質は、アミューズメント業界をはじめとする様々な業界のお客様にご支持いただいております。
近年、生成AIやクラウド技術の急速な進化により、業務プロセスのデジタル化と生産性向上が求められています。当社はこの状況を踏まえ、デジタル技術を活用した業務効率化、品質向上、競争力強化の必要性を認識し、以下のDX戦略を策定いたしました。
当社では製造プロセスにおけるデータの自動収集、工程進捗管理のデジタル化、機械稼働状況のリアルタイムモニタリングを実現し、生産ラインの効率化を図ります。これにより工程内不良率の削減、生産計画の精度向上、リードタイム短縮を実現し、顧客満足度向上と競争力強化に貢献します。
これまで個別管理されてきた受注情報、生産進捗、品質管理データなどを統合データベースで一元管理します。データの可視化・分析を進めることで、受注予測の精度向上、生産計画の最適化、原価管理精度の向上を図ります。また、顧客のニーズ把握を深め、新規市場開拓や新サービス開発にも活用します。
DX推進を加速させるため、DX推進チームを発足します。このチームは製造部門を横断し、情報共有と施策推進を図ります。また、全社員に対するデジタルリテラシー研修の実施や専門的なスキルを持つ人材の確保と育成を強化し、DX推進を担う人材基盤を強化します。
現行ラインと比較して、工程内不良率を現状の15%から5%以下に削減。
現状アナログで管理している情報の80%以上をデジタルデータに置換。
DX推進の進捗や成果を透明性高く社内外に発信し、理解促進を図ります。
DX推進を通じて、当社は単なる業務効率化にとどまらず、顧客価値創造、社員の働き方改善を目指し、持続的な成長を実現します。